2015年2月22日日曜日

アカデミー賞2015








上の写真は、今日のフラッグスタッフの空。


中央から少し右下に

彩雲が見えていました。


夜からは雪で、明日はheavy snowの予報。


今は夜の11時前で、
外はすでに雪。


今日は夕方の6時半から
アカデミー賞の中継が始まり、
じっとテレビの前に座っては
いなかったですが、
最後まで見ていました。









「Selma」の主題歌
Gloryを歌うジョン・レジェンド。

受賞の後のスピーチで、
黒人差別だけではなく
あらゆる差別がなくなるように、
と力強いメッセージを投げかけました。










アラバマ州Selmaにかかる、
1965年の行進が始まった
記念碑的な橋を作ってのステージ。


この橋の名前って、
かつてアラバマの元KKKのメンバーで
上院議員だった人の名前
を取ってつけられているんですね。











50年前に作られたミュージカル、
「サウンドオブミュージック」
のメドレーを歌う、
レディガガ。










歌い終えたステージに出て来た、
ジュリー・アンドリュース。










もう1度、スクリーンで見てみたいです、
サウンドオブミュージック。


フラッシュバックで映される
どのシーンもしっかり覚えています。




ところで今年の作品賞、
監督賞、
オリジナル脚本賞を獲得した
「バードマン」。


アレハンドロ・イニャリトゥ監督が
受賞の挨拶の中で何度も、
レイモンド・カーヴァーと
奥さんのテス・ギャラガーへのお礼を
言っていたのですが、
カーヴァーの短編小説、
「愛について語るときに我々の語ること」
が素材として使われていたのですね。



イニャリトゥ監督が最後に
この国の多くのメキシコ移民について言及し、
アメリカは移民大国なのだと
話したのが印象的でした。



バベル、ビューティフルと
いい映画を作る監督です。





今回のアカデミー賞、
ホーキンス博士を演じた
Eddie RedmayneがALS患者について、


Boyhoodで助演女優賞を取った
パトリシア・アークウェットが
女性差別について、


そして主演女優賞を獲得した
ジュリアン・ムーアが
アルツハイマー病への理解を、

それぞれの受賞スピーチの中で
訴えていましたが、


イミテーションゲームで

脚色賞を取ったグラハム・ムーアの
スピーチは心に響きました。


自分は16歳の時に、自殺を
試みたことがある、と始まり、
自分が他人と違っていても、
違ってていいんだ、と。


1981年生まれ。
弁護士の両親は小さい時に離婚。


お母さんに育てられますが、
そのお母さんはミシェル・オバマの
チーフロイヤー、
祖母も医者で、病院の設立者。


彼自身もコロンビア大学を出ています。


そういう中で育つってことも
それはそれで苦しいことが
色々あるのでしょうね。




アカデミー賞の「常連」みたいな
ハリウッド俳優の顔があまり見られず、
ある意味、多彩な顔ぶりとも言えた
2015年のアカデミー賞でした。










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